こんにちは、ジャッキーです。
アメリカの有名レンタルビデオチェーン「ブロックバスター」。
最盛期の店舗数は9,000店舗以上。
現在はオレゴン州ベンドにある1店舗のみに。(この1店舗は観光地にもなり、現在も営業しているようす。)
アメリカでは天然記念物なレンタルショップ。
日本ではそこまでひどくは無いけれど、大手レンタルショップが次々と閉店する昨今にわたしは現役レンタルショップ民。
レンタル履歴も2年で消えるとのことから、映画メモを残すことにしました。
この拙いリストから、どなたかの気になる一本が見つかると嬉しいです。
- 劇場鑑賞分を含みます
- テレビ放送映画の鑑賞は含みません
- 画像は楽天、テキストは主にAmazonPrimeVideoにリンクしています
静かなふたり
都会の生活に慣れないマヴィ(ロリータ・シャマー)と、売るきのない本屋を経営する謎多き男性ジョルジュ(ジャン・ソレル)が織りなす物語。
マヴィが愛用するポシェットから出てくるノートとペンの傍らにあるコーヒーカップ。
「探せるものなら探してみ。」といたずらっ子のように積み上げられた本。
本屋とカフェで過ごすお気に入りの感覚が、うっとりするパリの街並みとともに描かれていてため息。
孤独だった魂にそっと手を添えあう。
孫と祖父ほどの歳の差があれど。
マヴィが持っていたようなバッグ。
イギリスのブランド「Mimi」のショルダーバッグ。
欲しいなぁ。
原題:DROLES D’OISEAUX/STRANGE BIRDS
散歩する侵略者
冒頭、寄生獣を思い出す方はわたしだけではないはず。
ツッコミどころ満載だけど、
SF?
コメディ?
え、ラブストーリー?
な気軽なテンションで楽しめた1本。
劇団イキウメの2005年初演の舞台が原作とのこと。
テッド・バンディ
極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣
テッド・バンディ | Happinet Phantom Studios
世界を震撼させたシリアルキラーの裏側に迫る――
シリアルキラーの語源にもなった男、テッド・バンディ。
「本当にテッド・バンディがしたの?」と思わせる物語の流れ方にゾワゾワッ。
個人的に1番びっくりしたのはハーレイ・ジョエル・オスメントくん。
原題:Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile
エイブのキッチンストーリー
イスラエル系の母とパレスチナ系の父を持つ、ブルックリン生まれの12歳の少年エイブ。
エイブの辛さが画面から滲み出てくる。
自己主張ばかりの大人たち。しっかりして。
宗教と人種に関する重くなりがちなテーマが、食やSNSでポップに描かれたサラッといい感じのファミリー映画。
原題:Abe
エール!
94回アカデミー賞作品賞受賞の「コーダあいのうた」のオリジナル。
悲観的になりすぎず、家族も自分も大切に。
性に関する問題もしっかり掘り込んでくるフランス映画。
原題:La famille Bélier
マトリックス レザレクションズ
人類滅亡の年(1999年)に1作目が公開。
2003年に続編2本。
本作品は4本目。
復習なく観てしまい「はて?マトリックスってどんな話だったっけ?」となるポンコツっぷりを発揮。
いや、でも、地球の未来があんな感じになっていたら。
ヤダな…。
原題:The Matrix Resurrections
ペトルーニャに祝福を
北マケドニアの小さな町。ペトルーニャは女性に禁じられた“幸せな十字架”を偶然手にするが…。
公式:ペトルーニャに祝福を
無神経な鋭い言葉や視線が四方から飛んでくる。
全て受け止めるペトルーニャ。
ペトルーニャ、逃げて。
とも思うけれど、ここで逃げても何も変わらない。
静かに戦う姿が果敢で時に痛々しい。
最後は清々しい、思い返せばユーモア溢れた作品でした。
公式:ペトルーニャに祝福を
原題:Gospod postoi, imeto i’ e Petrunija
トロン:レガシー
1982年に公開された映画『トロン』から28年を経ての続編。
ダフト・パンクがDJで出てて前のめりになった。
エレクトロニカとSFな世界がピッタリ。
光が綺麗な作品なので、映画館で観たかった1本。
原題:Tron : Legacy
DUNE / デューン 砂の惑星
重厚感のある音と共に果てしなく壮大な世界が広がる。
画面に吸い込まれる。
セリフは少なめで、演者の表情が強く語りかけてきます。
1965年に発表された小説が原作。
映像化が難しいと言われたこの作品は、なんと通算5度目の映像化にあたるそう。
見ごたえのある世界が広がっています。
続編が楽しみ。(2023年10月に劇場公開予定)
007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ
コロナで何度も公開延期。
やっとの公開もまだまだ本調子ではなく。
といった雰囲気で、なんだか気の毒な印象が強いこの作品。
007?と疑ったほど、これまでと毛色の違う一本でした。
原題:No Time to Die