こんにちは、ジャッキーです。
ミニマルな暮らしへの憧れが強くて、この憧れの正体は一体何なのか、ずっと考えていました。
わたしの暮らしには完全治療法が見つかるまで飲み続けないといけない薬が、望んでいないのに居座っています。
「健康だったら、この薬はいらないのに。」
こう思う時、少ない物で暮らすことへの執着ともいえる物体の正体を見つけてしまったように感じました。
インド旅行でお腹を壊さない人

「人間力の高い人」と聞いて、どんなことを想像しますか?
随分前の話ですが、かっこいいって思う人ってどんな人?と聞かれて、しばらく考えた末こう答えました。
「インドに行ってもお腹壊さない人」
インドに行った人の話を聞くと、もれなく全員腹痛に悩まされています。私が知る小説や知人の話限定だけど、お腹を壊さなかった人に出会ったことがないです。日本で働くインド人が数年ぶりに帰国した時、お腹下したという話を聞いて爆笑したこともあります。
インドや日本の環境がどうこうと言った話ではなくて、どんな場所でも体調を崩さない、その人の人間力の高さがかっこいいという話。
- 健康で医者いらずな人
- 今の状態を最高だと思える心持ちの強さ
- 道具に頼らず自身の創造性で暮らしを良くする人
目が良ければ、メガネやコンタクトは不要。風邪をひかなければ薬はいらない。虫歯にならなければ歯医者に行かなくてもいい。
家族が健康で幸せ。美味しいものが食べられる毎日が尊い。立って靴下が履けて嬉しい一日。不平不満で溢れる毎日にするか、感謝や喜びで満たす日々にするかは心の持ちよう次第。ただ、その心の持ち方がわからず卑屈でネガティブになってしまう日が多いのが現実。
外反母趾の痛みを道具を使わずに緩和させる人。茶道セットがなくても上手に抹茶を点てる人。ブリーフケース一つでアメリカから日本に来る人。因みにこの知人の滞在期間は1ヶ月。1ヶ月滞在、ブリーフケース一つってどんな魔法を使っているのか。
「少ない物」は視覚的に分かりやすい

人間力の高さは実態が無いので分かりにくい反面、「ものが少ない」は目に見えて分かりやすいです。
過去記事にも物に頼らないことへの憧れ片鱗が落ちていました。
物を減らして得たいものは自分で創造することを楽しむ毎日で、その創造の毎日は人間力の高さに比例しているように感じている今。
人間力の高さへの羨望が、物を減らす行為に結びついているなら。
自分自身の人間力を高めることによって、ミニマルライフへの執着が薄れる日が来るのかな。
ミニマルライフへの執着がなくなった時、そこは思い描く「理想の地」であって欲しい。
「どこかにあるあこがれの地をめざしているけど、どうしてもたどりつけない」
あぁ、ニョロニョロがざわついているなぁ。
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