こんにちは。
アラフォーでDTPデザイナー(グラフィックデザイナー)を目指すジャッキーです。
今はDTPオペレーターをしつつ、地道にデザインの勉強を続けてます。
この記事には転職活動の時に提出していた、ポートフォリオについてまとめています。
デザイン力だけではお話にならない、グラフィックデザイン全く未経験のど素人が考えて取り組んだ苦肉の策集でもあります。
整える
DTPオペレーターは、すでに有るものを印刷できる状態に整える仕事。
そこで、ポートフォリオでは丁寧な作業ができる事をアピールするよう心掛けました。
例えば、以下のようなことです。
- ポートフォリオのレイアウトを統一
- フォントの乱用を避ける(フォントの濫用は統一感を欠いてしまいます。)
- 画像や線のズレなどがないか確認し体裁を整える
誤字脱字は絶対NG
誤字脱字やテキストのズレなどは、仕事での校正の見落としにつながります。
ここぞという場面で出す重要なポートフォリオにミスがあると、『ミスが多い人』と思われてしまっても仕方がないと思います。
(わたしは誤字脱字、見落としが本当に多いので特に…。)
履歴書や職務経歴書に書けない自己PRを入れる
例えば、
- 旅行が好き
- 映画を観ます
- 週末は食べ歩きます
など、履歴書や職務経歴書に書けない趣味のことをポートフォリオに入れると、人物像が立体的に見える面白いポートフォリオになると考えました。
1社は自己PRの内容に興味を持っていただけ、その場で内定いただけました。
また、現在勤めている会社も、わたしの好きなものの傾向から、仕事をする上でいい関係性を築けそう、と思っていただけ面接に至ったようです。
印刷はコンビニの複合機で
せっかく作ったポートフォリオ。
自宅のプリンターでは再現力にかけるので勿体ないです。
きれいに見せるために、訓練校の複合機やコンビニで出力していました(両面印刷)。
ホチキス留めでは味気ないので、背の部分はマスキングテープをあしらいました。
応募書類のポートフォリオ項目は3つに厳選
わたしが作ったポートフォリオは10項目ありました。
応募書類はその中から厳選した3項目だけを送っていました。
企業側は、多くのポートフォリオを見ています。
数ページだけである程度のことを判断されると思います。
そんな中、たくさん送りすぎるのもどうなんだろう?と考えた結果、お気に入りの3項目だけを送ることにしました。
オリジナルロゴを入れた名刺

ロゴと名刺は、学校の課題で一番最初に作ったものです。
小さいながらも、発想や着眼点、フォントの選び方、文字の組み方など、センスが出る項目です。
(って、面接の時にデザイナーに言われた。)
旅行チラシ(A4両面)
趣味でもある旅行のチラシ。
DTPデザイナー=チラシと思っていたので、必ず入れていました。
InDesignの冊子

求人で「InDesign使用者歓迎」という記載をよく見かけたので入れていました。
訓練校では3日間の授業だったので、自分でテーマを作って冊子を作りました。
その他、大判多めという会社には中吊り広告やポスターを入れたり、応募する会社の過去実績に飲食店メニューがあれば、三つ折りメニューを入れたり、その都度項目を入れ替えていました。
まとめ
わたしが就職活動に利用したポートフォリオの出来は、デザイン面だけでいうと残念なものでした。
面接を担当していただいたデザイナーにも、『これではデザイナーは厳しい。』とハッキリ言われました。(この面接は採用には至りませんでしたが、アドバイスや励みになる言葉をいただけ、とても印象に残っています。)
それでも、このポートフォリオをきっかけに、2社の内定につながりました。
技術力やデザイン力以外に、趣味や好きなものを入れて、自分という輪郭をくっきりさせ、「この人を採用したら?」を具体的に想像できるようにする。
未経験だからこそ、この部分のアピールが一番功を成したように感じてます。
あなたの転職活動の気づきになれますと幸いです。
おわりー
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺︎