こんにちは。
ジャッキーです。
2020年8月の初旬から、ステロイドとプロトピックの使用をやめています。
医師や学者の本を参考に主に食生活を見直し、半年ほどたった今はこんな感じ。

2020年11月末くらいからこの状態を保っています。
ひどい手荒れが原因でステロイドとプロトピックを使い始めたのは9年ほど前。
汗疱や手湿疹と診断されました。
ちょうど生活環境が変わった時期でもあり、原因は分からないまま。
今日はステロイドとプロトピックの塗布をやめて大いに荒れていた当時、取り組んでいた事や気をつけていた事をまとめました。
初期症状の写真について。
キズなどが苦手な方もいらっしゃると思いますので最後に載せています。
この記事が手荒れや肌荒れに悩む方にとって、少しでも励みや希望になれると嬉しいです。
タンパク質を摂取する
臓器や肌、筋肉、髪の毛、爪、免疫物質などを作るのに欠かせない栄養素であるタンパク質。
ステロイドやプロトピックの塗布をやめてしばらくすると出てくる、黄色い透明の滲出液。
これにもタンパク質が含まれているそうで、滲出液が出るときは通常時の2倍のタンパク質が必要になるとも言われています。
タンパク質の必要量は人によって異なります。
簡単な計算方法はこちら。
必要タンパク質量の計算方法
体重1キロあたり
1970年代の研究 0.8g
近年の見解 1.5〜2.2g
睡眠時間の確保
眠っている間に成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは細胞の新陳代謝を促し、傷の治りを早くしてくれます。
飲酒はしない
当たり前だろって言われそうですが。
飲酒、やめておいた方がいいです。
途中、綺麗になった時にお酒を飲んだのですが、痒みと共に滲出液も出てきて、かなり大変なことになりました。
湯船につからない
飲酒と同様、血流が良くなるからか痒みが増します。
2ヶ月ほど、湯船に浸かることは控えていました。
プロテインの摂取
傷を治すのに必須の栄養素、タンパク質。
食生活を見直し、タンパク質の摂取量を増やしました。
以下は最も多く食べているメニューのタンパク質量の改善前、改善後です。
■改善前 合計タンパク質量35g
朝 バナナ
昼 おにぎり180g、野菜のおかず
夜 白米150g、肉or魚、味噌汁、納豆
■改善後 合計タンパク質量48g
朝 +ヨーグルト100g(3.2g)
昼 +茹で卵(6.2g)or肉のおかず
夜 白米75gに変更。肉or魚の量を増やす、味噌汁、納豆
※昼と夜に茹で卵or肉or魚の追加で、タンパク質10gほどの摂取を見込みました。
※夜の白米の量が減ったのは、おかずを沢山食べるためです。
ちょっと意識するだけで、推奨されるタンパク質量を取ることができます。
でも、黄色い浸出液が出る時にタンパク質2倍摂取を実行しようと思うと、食材からの摂取はもう不可能。
そこで、活用したのがプロテイン。
一食のタンパク質量が20g以上の商品を選び、朝と夜に飲みました。
これで、40gのタンパク質が追加で摂取できます。
タンパク質2倍生活は、もう大丈夫かもと思えた11月末まで続けました。
サプリメントの摂取

オーソモレキュラー(分子栄養学)を参考に、サプリを摂取することにしました。
オーソモレキュラーとは
一般社団法人 日本オーソモレキュラー医学会|オーソモレキュラー医学とは
ノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリング博士(米国)によって、1960年代に使われたことが始まりです。 その後、アメリカとカナダを中心にオーソモレキュラーの理論や治療法が広がり、今では世界中の大学や医療機関で研究・実践されています。
飲んでいたサプリは以下の7種類。
( )の説明は摂取しようと思った理由(期待していた効果)です。
体感で特に重要だなと感じたものにマーカーをつけてます。
- ビタミンC (免疫の向上・お肌の基盤作り)
- ビタミンB群 (皮膚の保護・再生・維持)
- 亜鉛 (新陳代謝を促す、皮膚の安定性を保つ)
- ビタミンD(免疫抗体の産生、皮膚のターンオーバーを促す)
- ビタミンE(ホルモンバランスを整える、活性酸素の影響を軽減)
- ビタミンA(粘膜の強化)
- 鉄分(血液の質を上げる)
綺麗になるまでにかかった期間
だいたい100日間で今の状態になりました。
100日の間に、荒れる→治るを5回繰り返しました。
写真:症状の変化(※痛々しいと思うので苦手な方は要注意)
⬇︎ 何も調べずに、ただステロイドとプロトピックを塗るのをやめた時。
衝撃のボロボロ具合。
こんな事になるなんて。
最初は本当に驚きました。
この状態になって初めて本などで調べました。

⬇︎ ジクジクで水も染みるし、痛いし、痒いし、本当に大変でした。
この時はお箸も持てず、スプーンやフォークで食事をしていました。
ゴム手袋もつけれないので、掃除関係は一切お休み。

⬇︎ もう大丈夫かも!と思えた日に撮影。
ガサガサしていて変色してるし、爪も変形しているけど、今までのようにジクジクすることはなくなりました。

まとめ
生活習慣と食生活を見直した結果、わたしはステロイド、プロトピックをやめることができました。
お薬に頼らない生活はやっぱり快適です。
ステロイドの塗布をやめる行為「脱ステロイド」は、医学的、科学的根拠はないと言われています。
ただ、綺麗になって薬をやめれる方がいるのも事実。
この方法で綺麗になれたことは、とても幸運なことなんだと感じています。
参考著書
全て医師や学者の著書です。
参考になったものを記載しています。
ライナス・ポーリング
ポーリング博士のビタミンC健康法 (中古)
三石 巌
溝口徹
有沢祥子
写真のサプリについて
サプリは、iHerbで買っています。
日本の製品よりも添加物が少ないものやオーガニックが多く、そして価格が断然お得。
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