こんにちは、ジャッキーです。
- 海外はキャッシュレス化が進んでいる
- 日本は現金主義でキャッシュレス後進国
といった話を耳にするけれど、実際はどんな感じなんでしょう。
2023年7月に約3週間でヨーロッパを周遊してきました。
この時訪れた、主にバルカン半島(旧ユーゴスラヴィア)のキャッシュレス化について感じたことをまとめました。
ヨーロッパ7ヶ国のキャッシュレス状況
今回訪れた国は以下の7ヶ国。
ドイツ、イタリア、アルバニア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、スロベニア
わたしが支払いをするシーンはこんな場面です。
- 公共交通機関(バス・トラム・電車)の利用
- 食事(スーパー、カフェ、レストラン)
- 宿泊(ドミトリー、ホテル)
- 入場料(教会、美術館、博物館など)
この支払い場面に限った情報になります。
ほぼ現金払いの2ヶ国|アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ
アルバニアとボスニア・ヘルツェゴビナは現金必須でした。
「クレジットカードは使えない」と思っていた方が良さそうです。
- 乗り物(バスやトラム)は現金のみ
- 食事はほぼ現金払い(良いレストランや一部カフェでカード利用可)
- スーパーは一定額以上でなければカード使用不可
- 宿泊代はアルバニアのドミトリーと三つ星ホテル以外は現金のみ
2ヶ国ともに街に両替所がたくさんあるので、ユーロを持っていると問題なく現金が手に入ります。
日本円の両替ができるところは少なそうですが、ボスニアに限り思いの外日本円の取り扱いが多かった印象です。
因みに2ヶ国ともに、自国通貨が流通していました。
- アルバニア ➡︎ レク(Lek)(通貨記号「 L」 、通貨コードALL)
- ボスニア・ヘルツェゴビナ ➡︎ 兌換(だかん)マルク(通貨記号「KM」、通貨コードBAM)
だいたいクレジットカードが使えた2ヶ国|モンテネグロ、スロベニア
2ヶ国ともに、食事関係はほぼ100%クレジットカードが使えました。
モンテネグロのコインランドリーはカードが使えて大助かり。
ホテルについては、モンテネグロは1施設は現金のみ、1施設はカード可。
スロベニアの宿泊代は現金のみでした。(学生寮を夏だけ宿泊施設として貸し出しているホステルです。)
また、スロベニアのバスは「窓口は現金」「Web購入はカード払い」となっていて、わたしのカードではWeb購入ができない(セキュリティーエラーが出る)といった困ったシーンもありました。
スロベニアは、日本円が両替できるところがほぼなくて本当に大変な思いをしました。
ただ、スロベニアにはATMはたくさんあるので海外キャッシングの事前申込みさえできていると問題なく過ごせます。
ほぼクレジットカードが使えた3ヶ国|ドイツ、イタリア、クロアチア
ドイツ、イタリア、クロアチアはほぼ100%クレジットカードの利用が可能。
ドイツとイタリアでは、公共交通機関に乗っていないので不明なのですが。
クロアチアのトラム乗車は事前にキオスクでの購入はカード可、運転手からの購入は現金のみ、などの細かいルールはありますが、数百円でもカードが使える環境が整っていました。
ヨーロッパ3週間周遊に持って行った現金は400ユーロ
結論を申し上げると、400ユーロでは足りませんでした。
500セルビアディナールと1万円をユーロに両替して乗り切りました。
「アルバニアとボスニア以外はキャッシュレス化が進んでいる」という情報をもとに、大金を持ち歩きたくなくて400ユーロにしたのですが、選択ミスもあって足りなくなりました。
出国前、500ユーロと悩んだんですよねぇ。
500ユーロにしておけば問題なかったので、とても悔しい。
まとめ|キャッシュレス化の浸透具合は国による
- アルバニアとボスニアは現金が主流
- その他の5ヶ国のキャッシュレス化は日本と同じくらい
今回の旅行エリアでは「現金払い不可」は、お目にかかれなかったです。
わたしが住むエリアでは、個人経営の飲食店や焼き菓子店は現金のみが多いです。
電車は券売機で切符を買うと、駅によってはクレジットカードが使えないこともあります。
バスは交通ICカードがなければ、現金払いのみの印象。
そんな日常と比較すると「同じくらい」といった結論が出ます。
(日本のホテルに関しては、「現金のみ」は経験したことがないかも。)
最後に重要なことを一つ。
海外キャッシングの事前申込みをお忘れなく。
事前申込みが必要なことを知らなくて冷や汗をかきました。
キャッシングができれば、現金を持ち歩く必要がなく無敵な印象。
以上、バルカン半島のキャッシュレス状況についてでした。
おわりー
最後までお読みいただき、ありがとうございました☺︎